あじさい寺 北浦雲昌寺「omamori/おまもり」

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2022

秋田県男鹿市にある北浦雲昌寺は、毎年6月中旬から7月初旬にかけて多くの方々が訪れる、日本が誇る景勝地です。海と空、そしてあじさいが織りなす自然の景色が美しい「あじさい寺」として知られています。この寺院のアイデンティティを活かし、副住職の古仲宗雲さんを中心としたプロジェクトチームが「おまもり」をテーマに新たな価値をデザインしました。

「いつでも守る」「そばにいる」「想いを込める」という御守の本質に加え、新しい価値や表現を楽しんでいただけるよう心掛けました。マーケティング、コンセプト、プロダクト、グラフィックのすべてをプロジェクトメンバーで練り上げ、他にはない唯一無二のデザインに仕上げています。


「omamori(おまもり)」は、花びらの選定から本体に包むまでオールハンドメイド。雲昌寺境内に咲く1,500株のあじさいから作られたプリザーブドフラワーを使用し1点ずつ丁寧に選び挟み込んだ、世界にひとつだけの一点ものです。現代のライフスタイルを意識し、透明なスマホケースに挟めたり、お財布に入れやすい薄型のデザインに仕上げています。家族構成に合わせた花びらの大きさを選んだり、ともだちや恋人とお揃いの色でコーディネートしたり。個人のみならず大切な方と想いや願いを共有するおまもりです。

「あじさい御守」一枚の大きな布を雲昌寺に広がる1,500株のあじさいに見立て、株分けしていくイメージで断裁・縫製することで1点ずつ柄が違う御守です。自分らしい御守に願いを込めて。こちらも中に本物のあじさいの花びらが入っています。

CL P CD D

古仲宗雲(北浦雲昌寺) 三浦亮(storio associates) 峯岸 和男(storio associates) 梅影まあや(carabina inc.)