株式会社 原田伸銅所
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2018
埼玉県戸田市に本社のある株式会社原田伸銅所様は、小型化、高速化、多機能化が進む最先端の電子機器に組み込まれる多数の部品のために、安全で高品質の金属素材を提供することを使命とされている、ものづくりにおけるリーディングカンパニーです。りん青銅専業メーカーであることの強みを活かし、世界最高品質への挑戦を続け、豊かな社会づくりに貢献されています。
カラビナでは「銅板葺き屋根材」の優れた断熱性と耐久性に加え、自動化した硫化加工の技術革新により品質安定と扱いやすさの実現を伝えるためのコミュニケーションツールとして、3ヵ国語のプロダクトカタログと、実物のサンプル見本の制作をご依頼いただきました。「すず銅」が銅板葺き屋根材に有効な理由として、低熱伝導屋根材「すず銅」は、重量が軽いため家屋に与える負荷が小さく耐久性耐摩耗性にも優れていることに加えメンテナンスフリーであること。廃棄時には高いリサイクル性と資産価値を持つほか、チタンに比べて約25%〜30%と低価格なことが挙げられます。また硫化加工のオートメーションを目指した設備の開発により、ムラの少ない安定した品質を供給することが可能となり、使いやすい素材として注目されていることを伝えるためのツールとして、BtoBにありがちな文字だらけで説明的になりすぎないようにイラストを使いながらわかりやすさを大切にデザインしました。
すず銅関連のほか、高抗菌性／非磁性体りん青銅「HAVB105（商標登録：第5817167）」ののプロダクトカタログも担当。純銅やステンレスよりも半永久の高い抗菌性と非磁性体を備えた特許取得の新素材「HAVB105」は、あらゆる用途に可能性が広がる、徹底した研究による結果に基づき特許を取得した素材として活躍が期待されています。
