デザインに関わる人たちの成長と共有をテーマに学びの時空間を表現する「カラビナセッション」を2022年1月14日・15日の2日間で開催いたしました。

〜session-1-「グラフィックデザインのきほん」〜

講師：三浦 大（MIURA Design Office／代表）

何を、誰に、どのように伝えるのか。クライアントからのオーダーの本質を理解し、ビジュアライズするプロセスや基本的なテクニックについて、現在神奈川県横浜市でフリーランスとして活躍している三浦デザインオフィス（MIURA Design office）代表の三浦大さんをお招きして講義いただきました。三浦さんは仙台デザイン専門学校を卒業後カラビナに入社、5年間ほど在籍したはえぬきのスタッフで私の片腕として活躍してくれたグラフィックデザイナーです。彼がカラビナで学んだ仕事に対する姿勢や実践的なテクニックなどの経験知識を、いつか後輩ができたときに継承したいという想いがあったことを伺う機会があり実現するに至りました。すでに実務経験のあるデザイナーには新たな気づきを、これからデザイン業界に関わる大学・専門学校生さんには、デザインに向き合う上で大切にすべき心得や、技術と知識に関する基本的な要素をお伝えいただきました。

〜session-2-「新潟と歩むデザイン」〜

講師：星山 充子（HOSHIYAMA Design Office／代表）

亀山 友貴（dimiourgia Inc. ／クリエイティブディレクター）

人生の転機となった新潟への移住をきっかけにスタートしたデザインのしごと。地域らしさを大切にしている作り手さんの想いに寄り添いながら、丁寧に信頼関係を築いていく。そんなシンプルでまっすぐな姿勢が認められ多様な業種からオファーをいただきデザイナーとして活躍されている星山デザインオフィス（HOSHIYAMA Design Office）代表の星山充子さんと、地元新潟で生まれ育ち、本質的な見立てをしながら地域密着ブランディングを行っている株式会社ディモルギアのクリエイティブディレクター亀山友貴さんをお招きし、ディレクションやデザインを通じて感じている新潟の今についてお話しをいただきました。星山さんは2012年にカラビナの立ち上げに関わりブランドコンセプトを一緒に作り上げた初代スタッフであり、当時はプランナーとしてカラビナに在籍していました。また山形にある東北芸術工科大学生産デザイン学科の後輩でもありますので、プロダクト思考で対象の「そもそも」と「本質」を見極めながら「コト」として捉える嗅覚、本質的な部分にフォーカスしてビジュアライズすることの大切さなどもしっかりと伝えていただきました。実際に自身が手がけられた製品パッケージの実物についても説明をいただきながら、デザインに不可欠な「想いをかたちにする」スタンスを深く学ぶ機会を与えてくださいました。

carabina session v.1  member

星山充子（HOSHIYAMA Design Office｜代表）

三浦大（MIURA Design Office｜代表 ）

亀山友貴（株式会社ディモルギア｜Creative Director）

三浦亮（株式会社プロデュース・プロ｜Producer｜carabina partners）

草皆亮平（株式会社プロデュース・プロ｜Director｜carabina partners）※zoom参加

山田紗綾（株式会社プロデュース・プロ｜Designer｜carabina partners）

田澤咲紀（株式会社プロデュース・プロ｜Designer｜carabina partners）

種市千歩（東北電子専門学校 Webクリエイター科 2年）

石川瑠理（東北電子専門学校 Webクリエイター科 2年）

渡辺沙百理（Planning Laboratory ｜Event Planner｜arne（アルネ）Planner）

梅影まあや（宮城大学事業構想学群価値創造デザイン学類 4年／株式会社カラビナ｜Assistant Designer）

峯岸和男（株式会社カラビナ｜Design Director）