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2022/12/29

「あっという間に、ゆく年、くる年。」

カラビナ代表の峯岸です。2022年も残りあと僅かに迫って参りました。この日記も定期的に継続して書くぞと思いつつ、師走の慌ただしさに追われて更新できずじまいでしたが、なんとか年末ならではの歌特番を観ながらようやく綴り始めました。今年はたくさんのことを挑戦し、多くの結果を残すことができた年でした。10年目の区切りとして、これからのカラビナについて考え行動してきたことを、2023年の土台として頑張っていきたいと思っています。

 

ちなみに、カラビナの年末年始は12月24日(土)で仕事納め、2023年1月10日(火)より始業となります。一般的に長めな休暇設定ではありますが、最終週は予めスケジュールが組まれている案件の集中作業をしたり、溜まった経理業務、来年の下ごしらえなどをこなす時間として、割り当てられているアディショナルタイムのようなもの。自分は代表という立場で「休みたいときに休む」というスタンスが長年の染み付いたやり方ではありますが、今年の春に新卒入社したスタッフには、社会人初の年末年始を長期休暇で過ごしてもらっています。余裕のある時間を利用してPCに向かいデザインの技術を磨くことも大切ですが、これからデザインに携わっていくならば、身近な暮らしの中にある様々な今しかない「等身大の変化」を、たくさん感じ取ることのほうが大切だと考えているからです。今しかない何気ない体験と知見がこれからのアウトプットの深みにつながったり、デザインに必要な共感や納得感を裏付けるために必要なエッセンスになります。技術やセンスは自分が必要だと感じた場面で、自からの意思で学び磨くもの。共感の点、気づきの点をたくさんつくることが、カラビナのパーパスである「“うれしい”をデザインする」につながっています。

 

「可能性に満ちた、インターン生たちの学びの姿勢」

話は変わって、27日は学生インターン3名のうち2名がオフィスにやってきました。それぞれに与えられた課題や学校の課題をブラッシュアップする時間に。2人とも自らカラビナに直接コンタクトしてくれた学生さんで、面談の上、インターンとして受け入れています。ブランディングに興味を持っているものの、学びとして自分に足りないことが何かを考え、真剣に向き合おうとしている姿勢がとっても素晴らしいなと思っています。サードプレイスとして実際のデザインオフィスで過ごす時間。交わされる何気ない会話や新しいプロジェクトにブレストメンバーとして参加してみたり、デザインができるまでのプロセスを楽しみながら自己研鑽に励んでいるようです。学校とアルバイト以外のプライベートな時間を、自分磨きのため割り当てることって本当にすごい事。同世代で違う学校同士、自らの意思で選んだカラビナでつながることの意味。お互いが創っているものに自発的に興味を持って共有している様子を眺めていると可能性を感じますし、私たちもこういう場を作ることの意義というか、お役に立てていることを実感することができて嬉しく思います。

 

そんなこんなで、ようやくふうっと一息です。ゆっくりと年の瀬を楽しみたいと思います。デジタルデトックスでもしながら。また年明けにでも抱負などを交えながら綴りたいなと思いますのでよろしくおねがいします。今回もとりとめのない文章ではありますが、お読みいただきありがとうございました、良い年をお迎えくださいませ。