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2024/09/23

株式会社カラビナ(carabina inc.)は2024年11月1日で創立12年を迎えます。現在、今年47歳を迎えた代表取締役兼デザインディレクターの峯岸和男と、その半分にも満たない年齢ながら、真摯に日々デザインに向き合っているコミュニケーションデザイナー立花愛乃によるクリエイティブユニットです。前者が長年積み重ねてきた、商業デザインにおける地域や業種を問わない豊富な経験と知見に加え、後者は今を生きる視点や感性、次代を創る世界観の両輪で、あらゆるビジネスの表現をデザインしています。

 

わたしたちの活動における目標と存在意義は「人と人をつないで、喜びと気付きの瞬間を描き、世の中をより良い方向に変えていく」こと。お客様の目指す未来に寄り添い、背伸びしすぎない等身大の魅力として可視化し表現していくこと。どんなものごとにも、デザイン的思考とプロセスは役に立つと信じ、日々の業務に向き合っています。頭数や規模ではなく、このことをまっすぐに実行するための環境を整え、信頼のおける多様なパートナーとの共創を通じて実現しています。

 

わたしたちは、あたりまえを最良と捉えていません。本質的かつ良いクリエイティブを生み出せる人というのは、寝ても覚めても常に良いデザインのために足掻き、努力し、産みの苦しみと真摯かつ誠実に向き合っています。そして最高のアウトプットを導き出すためには、働き方や休み方も含め、杓子定規な規定の中では実現できないことを知っているからです。私自身そのことを証明したいと考え、17年前にインハウスデザイナーから抜け出して独立、まだ一般的に認知がされていなかったワークライフバランスにも積極的に取り組んできました。自由を手にするかわりに、自身に与えられたチャンスや仕事に責任と誇りを持って全うするということ。さらに周囲やお客様を想い、最善を尽くし、一利己的な考えで迷惑を掛けないことを約束としてデザイン活動を続けてきました。そういう意味では、属人的な思考かつ自己中心的な「あたりまえ」の価値観にはかなり厳しいかもしれません。自由というのは、自身を厳しく律することができる者にのみ神様から与えられる、人の暮らしや営みにおける最高のご褒美だと思っています。正直、そんなことを意識している人は滅多にいないことを理解しつつも、関わるからには求めてしまう、この軸だけは絶対に振らすことができない哲学のようなものです。

 

そんなカラビナにも、実現してみたい夢があります。それは私たちらしさを薄めることなく、最強のクリエイティブカンパニーとして地方から世界へデザインを届ける組織を創ることです。難しいことですが念ずればきっと叶う、そう信じて。流行に偏ったものや、かっこいいものを追い求めるのではなく、時代とともに変えるべき部分をアップデートしながら、本質が伝わり続けるような普遍的なデザインを目指しています。その想いに共感し、共に働きたいと思ってくださる方々との出会いをいつでも望んでいます。

あなたはデザインという分野で、何ができて、何を実現させたいですか?

溢れるあなた自身のポテンシャルをカラビナで是非、輝かせてほしいなと思っています。